投稿者: 債務整理を行うことで今抱えている借金の支払いに猶予を持たせることができたり、借金の悩みを解決することができます。
この記事では、債務整理とその種類・債務整理を行うのは恥ずかしいことではない・債務整理を行うメリットとデメリットについてわかりやすく解説しています。
借金を抱えていることを誰にも相談できていない方も少なくないと思うので、この機会に債務整理について学び、様々な悩みを1つずつ解決していきましょう。
債務整理とその種類
債務整理とは、借金問題を解決する方法のことを言います。
借金問題を解決する方法としては主に、任意整理・個人再生・自己破産・その他(特定調停など)の4種類が存在しています。
・任意整理
消費者金融や銀行などの借入先と直接交渉をして、双方の合意のもと無理のない範囲での返済方法を決めます。
具体的な内容としては、将来利息をカットして残った元金を3～5年で返済できるように交渉するのが一般的です。
・個人再生
裁判所を介して借金を5分の1～10分の1程度まで減額し、原則3年間で返済する方法になります。
場合によっては5年で返済となります。
・自己破産
借金の支払いが不可能であるということが裁判所に認められると、借金の返済が今後不要になります。
免責という決定をもらった方のみが対象の方法です。
・特定調停
裁判所の仲裁のもとで借入先と交渉して、無理のない範囲での返済方法を取り決めます。
他の方法とは異なり、裁判所への出頭が何度も必要な方法です。
債務整理を行うのは恥ずかしいことではない
「自分でつくった借金なのに債務整理を行うのはちょっと違う気がする…」「借金を減らすために債務整理を行うのはなんだか恥ずかしい…」「債務整理をしていることを身内に知られたくない…」などという思いから、金銭的ゆとりがないにもかかわらず債務整理を行わないで借金を返済している方は意外と多いです。
ただ、不思議なことに世の中には債務整理を行っている人がたくさん居ます。
年間の割合としては、任意整理が約200万人・個人再生が約12,000人・自己破産が約71,000万人・その他(特定調停など)が少数だと言われています。
毎年これだけの人が債務整理を行っているのだと思うと、「早く借金問題を解決したい！」と強く思いませんか？
借金を返済する日々を過ごしていては近い将来のビジョンすら持てません。
金銭面はもちろん、心にゆとりを持つためにも有力な選択肢である債務整理を1日でも早く行うべきです。
債務整理を行うメリットとデメリット
■メリット
・返済義務の免除ができる
債務整理を行うことで今抱えている借金を全てなくならせることや、減額することが可能になります。
金銭的負担がなくなることで心にゆとりができ、生活をする上でのメリットも大きいです。
・一時的に督促や取り立てを止めることができる
債務整理を行った日から受任通知が発送されるので、督促や取り立てといった行為を一時的に止めることができます。
取り立てが止まるだけでも様々な不安やストレスが軽減し、借金をしていることを会社や家族などに知られてしまうという悩みからも解放されます。
■デメリット
債務整理を行う最大のデメリットは、信用情報機関に事故情報が登録されてしまう可能性があるということです。
わかりやすく言うとすればブラックリストです。
任意整理の場合は約5年間事故情報が登録されてしまうと言われていて、この期間中は新たにクレジットカードを発行することができなかったり、家や車などのローンを組むことも難しくなります。
ただ、これは一時的なものなので、期間が過ぎればクレジットカードの発行やローンを組むことも可能になるので安心してください。
いかがでしたでしょうか？
債務整理についてよく知っていただけたかと思います。
今抱えている借金をなくならせるまたは減額する方法は、任意整理・個人再生・自己破産・その他(特定調停など)の4種類が存在しています。
債務整理を行うことで金銭面での悩みを解決することができ、生活にもたらすメリットも非常に大きいです。
世の中にはたくさんの人が借金をしていて、多くの人が債務整理を行っています。
「恥ずかしい」とは思わず、この機会に債務整理を行ってみてはいかがでしょうか。
きっと、「もっと早く債務整理を行っていれば良かった」と思える結果が待っていますよ。